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会員様の体験談

はるおかの先生方に教わった事

大和 啓太郎(17歳)俊太郎(14歳)(マスターズコース・小倉校)

 昨年選手を引退し、はるおかで何を教えてもらったかを今振り返ると、一番大きかったのは「自分の気持ちと戦うこと」だったと思います。

 はるおかの選手として毎日練習していた中で、いつも先生方に言われていたのは「水泳は99%がメンタル力の勝負だ。」という事でした。  野球やサッカーと違って、水泳は個人競技のため、自分の努力がそのまま自分の結果となって返ってきます。そしてその努力を支えるのがメンタル力なのだと思います。僕や弟は二人とも無器用な選手でしたが、このメンタル力はしっかり鍛えてもらいました。
 僕達がこの力を養うことができたのは、毎日粘り強く教えて下さった先生方のおかげです。
 先生方は選手コースに所属する全員に、泳ぎ方から精神的なことまで様々な指導をして下さいました。時には、一人一人と向き合い腹を割って話を聞いて下さる事もありました。先生方に、時には厳しく、時には楽しく指導していただいたおかげで僕達は成長することができました。

 メンタルの話ばかり書くと、「教え方が古いんじゃないのか」と思う方がいらっしゃるかもしれません。
 しかし、全くそんな事はありません。はるおかの先生方は常に泳法やトレーニングメニューの研究をされていて、選手達は毎日新鮮な練習メニューで自分の課題点を鍛えていくことができます。

 はるおかは、心身の両方で自分たちを鍛え上げてくれました。
 僕達は今はマスターズコースで泳いでいますが、選手時代に教わった事はしっかりと心に刻んで、また自分たちの新しい目標に向かって一層精進して行きたいと思います。

※写真は約10年間僕達を育ててくれた恩師の大森先生と写っています。

毎日の練習で、兄弟二人病気知らず!めざせJO!

(2005年・選手コース在籍当時)

 長男の啓太郎は、小さい頃はからだが弱く、風邪をひいて熱を出すこともしょっちゅうでした。少しでも丈夫になったらよいと考え、3歳になってすぐ水泳を始めさせました。最初は先生にしがみついて毎日泣いていましたが、水と親しむことの楽しさを覚えてからは泳ぎがどんどん上達し、幼稚園の年長の時に、白帽子(現在のDクラス11級レベル)をかぶるようになりました。
 当時のコーチに誘っていただき、小学校1年生で選手コースに入りました。はじめは、先輩のお兄さん・お姉さんたちが当たり前のように泳いでいる1日3000M~4000Mの練習にはとてもついてゆけず、一人だけ周回遅れで泳いでいました。先輩たちに何とか追いつきたいと必死で泳いでいるうちに、練習に耐える体力もつき、いつの間にか学校もほとんど休まない丈夫なからだになりました。また小学校3年生の時には初めてジュニアオリンピックに出場、5年生で西日本年齢別選手権優勝(10歳以下男子100M平泳ぎ)、学童通信水泳記録会九州ランキング1位(5年生男子100M平泳ぎ)になるなど、さまざまな大会で入賞することができました。
 長男の時の経験から、水泳が子どもの体力づくりにとてもよいことがわかったので、弟の俊太郎も、オムツが取れてすぐ、はるおかに入会させました。彼も今では選手コースで毎日元気に泳いでいます。おかげさまで、小学校を1日も休んだことがありません。2年生の時には、北九州市の記録会で大会新記録で優勝(8歳以下男子200M個人メドレー)もしました。現在の目標は兄と同様ジュニアオリンピックに出場することです。
 子どもたち二人が持つことができた丈夫な心とからだは、一生の宝物です。そして毎日休まず元気に学校にもスイミングにも通えるのは、はるおかの先生方、選手コースの先輩たちが、泳ぐことの楽しさと、頑張ることの大切さを教えてくださったおかげだと、心から感謝しております。