28歳で描いたキャリアの再設計。
はるおかスイミングスクールで手に入れた生涯の財産
太田 勇気
(おおた ゆうき)先生
2024年 中途入社 インストラクター
転勤が多いスクールで、なかなか将来を描けなかった20代。スイミングインストラクターとしてキャリアを積んできた太田先生は、28歳のとき大きな決断をします。それは、自身のキャリアとライフプランを両立させるための転職。
山口県でたどりついたはるおかスイミングスクールで見つけた「生涯の財産」。指導一筋だった太田先生が直面した「価値観のギャップ」とは? 太田先生の軌跡を辿ります。
「将来を考えた転職」。
いくつかのスクールで働いた僕が、山口で働く理由
――太田先生のこれまでのご経歴とはるおかスイミングスクールに入社された経緯を教えてください。
高校を卒業してから、名古屋のスポーツクラブでアルバイトとして働き始めました。もともと社員登用を目指していたのですが、力不足を感じて一度フリーターに。その後、スポーツ専門学校で2年間学び直し、24歳でスイミングインストラクターとして社会人キャリアをスタートさせました。
そこから2社を経験したのですが、どちらも全国転勤がある会社で。特に最初の会社は年に1回は転勤があり、宮城にいたと思ったら次は兵庫へ、というような生活でした。
――全国転勤がある会社から、転職を決意されたきっかけは何だったのでしょうか?突き詰めると、「結婚」ですね。
前々職時代、気づけば周りの男性の先輩方はほとんどが独身で。「この働き方を続けていて、将来家庭を築くことはできるんだろうか…」と、28歳を目前にして真剣に考えるようになりました。同期も同じような理由で辞めていく中で、自分も将来を見据えてキャリアを考え直さないといけないな、と。
そこで、将来設計を考えたのと、地元である島根県に近い場所にいたいという気持ちもあって、転職を決意しました。
はるおかスイミングスクールへの転職も、面接時から「将来の結婚を見据えて、この土地で腰を据えて働きたい」という想いを正直にお伝えしました。
ありがとうございます。本当に、つい先週、入籍しました(笑)。「いい夫婦の日」に。
はるおかに入社して、この土地で腰を据えて働くという選択をしたからこそ、この日を迎えられたんだなと実感しています。
会社の理念である「生涯水泳」にも強く共感して入社しましたし、地域に密着して働ける環境は、まさに僕が求めているもので大変感慨深いです。
「そんな簡単でいいの?」
指導のプロが直面した、百人百色の”伝え方”の壁
――アルバイト時代を含めると複数のスイミングスクールをご経験されたとのこと。指導経験が豊富な太田先生ですが、はるおかに入社して「これまでと違う」と感じた点はありましたか?
正直、最初は戸惑いの連続でした。特に指導方法の考え方が、これまでとは全く違ったんです。
これまでの職場では、どちらかというと選手を育成するための「技術指導」がメインでした。だからこそ、僕自身も水泳に関する知識や指導スキルにはそれなりに自信があったんです。
でも、はるおかで求められたのは、「指導ができるのはもちろん当たり前。その上で、どう伝えるか」という、サービス業としての視点でした。お客様一人ひとりに合わせた言葉のチョイス、立ち振る舞い、声のトーン…。その細やかさに、まず衝撃を受けましたね。
――具体的には、どのような「ギャップ」があったのでしょうか?例えば、選手育成がメインのスクールでは「もっと腕を真っ直ぐ伸ばして!」など、技術的な正しさを追求します。
でも、はるおかでは「バンして、ギューって、ピョン!」みたいに、子どもたちが直感的に楽しめるような言葉を使うこともあるんです。
最初は「え、そんな簡単でいいの?」って(笑)。「もっと専門的に、こういうキックをさせないといけないんじゃないか?」という自分の中の“当たり前”とのギャップがすごくありました。
足から飛び込んでも「OK!」という文化にも驚きました。はるおかは選手になる子もいますが、それだけが目的ではない。
選手を育てようとするスクールとは決定的にちがいますね。水泳を楽しんで、生涯スポーツとして続けてもらうことが大切なんだと。
まずは、これまでの自分のやり方を一度リセットしようと覚悟を決めました。そして、「どうすれば目の前の子が理解できるか、楽しめるか」を徹底的に考えるようにしたんです。
例えば、「腕」という言葉が分からない小さなお子さんには「お手て」と言ってみたり、「伸ばす」という動きも「ピーンだよ」と表現を変えてみたり。その子のテンションに合わせて、優しく声をかけたり、元気づけるように明るく話したり。
この年になって、「自分はただ一方的に伝えていただけだったんだ」と気づかされました。日々、壁にぶつかりながらも、100人いれば100通りの伝え方があるんだということを学んでいる最中です。
成長を支えた「先生が楽しんでる?」という言葉と、
社員を大切にする社風
――新しい指導法に悩む中で、支えになった言葉や出来事はありましたか?
マネージャーに言われた「先生が楽しくしてないと、生徒様も楽しくないよね」という言葉は、本当に心に響きました。その一言で、ハッとさせられたんです。まずは自分が楽しまないと、その気持ちは伝わらないんだ、と。
実は僕、根は結構暗いタイプで…(笑)。でも、この言葉をもらってから、プールに立つときは意識的に「1.5倍くらいのテンション」でいるようにしています。インスタグラムで見る僕は、そのテンションで作られていると思ってください(笑)。そうやって自分自身が楽しむことで、子どもたちも自然と笑顔になってくれる。その連鎖を実感できたのは大きな収穫でした。
――働きやすさの面ではいかがですか?社員を大切にする社風を感じるエピソードがあれば教えてください。まず、社長との距離がすごく近いのがいいですね。自分の意見やアイデアを直接伝えられる機会が多いのは、とてもありがたいです。
あとは、先日初めて参加させてもらった社員旅行も最高でした。正直、大人数での行動は少し苦手意識があったんですが、行ってみたら本当に楽しくて。こういうイベントが毎年開催できるのも、会社が安定していて、社員のことを大切に考えてくれている証拠だなと感じます。
――実際に、プライベートとの両立は実現できていますか?できていますね。残業はほとんどありませんし、月末には連休もあって、夏休みなどの長期休暇もしっかり取れます。安心して働きながら、プライベートの時間も大切にできる。この環境があったからこそ、結婚という次のステップに進めたんだと思います。友人にも「安定して働きたいなら、いい会社だよ」って普通に勧められますね。
次の仲間へ。「心配り」を楽しめる人なら、ここは最高の職場です
――今、インストラクターとして最もやりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?やはり、先ほどお話しした「百人百色の言葉選び」に挑戦している時ですね。自分の言葉一つで、昨日までできなかった子が急にできるようになったり、水が怖かった子が笑顔になったりする。その瞬間に立ち会えるのが、この仕事の何よりの醍醐味です。
本当に大切なのは、単に泳ぎを教えるのではなく、「どうすればお客様が心地よく過ごせるか」という気配りなんだと気づきました。サービス業としての奥深さを、日々実感しています。
――太田先生ご自身も「生涯水泳」を体現されているそうですね。はい、僕自身も泳ぐことが大好きで、休日もプールに来て泳ぐくらいです(笑)。マスターズ大会に出場した経験もあります。
だからこそ、はるおかが掲げる「老若男女問わず、水泳を通じて心と体の健康を育む」という理念は、自分の想いと完全に重なっています。
この素晴らしいスポーツの価値を、これからも多くの人に伝えていきたいです。
人と接するのが好きな方、元気な方であれば、ここでは十分に活躍できると思います。僕みたいに、本当は人見知りでも大丈夫です(笑)。
「相手がどうしたら気持ちよくなれるかな」「どう伝えたら喜んでくれるかな」と考えられる“心配り”のできる方なら、はるおかは最高の職場になるはずです。これまでの経験は問いません。新しい挑戦を楽しめる方と、ぜひ一緒に働きたいですね。
